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初学者向記事

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法律論文の書き方(司法試験・予備試験)

2022/7/4   

法的三段論法 法的三段論法とは法律問題を解決するための思考過程である。法的三段論法は、大前提、小前提及び結論から構成される。そして、大前提は法律要件、小前提は事実、結論は法律効果という対応関係にある。 ...

民事訴訟法

二段の推定(書証)

2022/7/13   

証拠力 民事訴訟においては事実認定は原則証拠に基づいて行われる(民訴法247条)。そして、証拠には事実認定をする上で非力なものから強力なものまである。 例えば、AからBに金銭交付があったという事実を立 ...

科目別記事






憲法基本書

憲法9条の解釈

自衛戦争と侵略戦争 憲法9条を解釈する前提として、戦争を自衛戦争と侵略戦争に分ける必要がある。そして、自衛戦争及び侵略戦争の定義を探ると深みにはまってしまい、憲法9条の解釈の前に力尽きてしまうので、一 ...

憲法基本書

憲法15(違憲審査権・憲法判断)

違憲審査権 違憲審査の意義 81条は、最高裁判所が違憲審査権を有する終審裁判所であることを規定している。違憲審査とは、法律、命令、規則及び処分が憲法に適合するか否かを判断することで、違憲審査権とは、そ ...

憲法基本書

憲法14(財政民主主義・租税法律主義・財政支出に関する原則・予算・地方自治・条例・憲法改正)

財政民主主義 財政とは、国家が国民から金銭を徴収し、それを管理・使用することである。そして、83条は、財政の適正化を図るために財政を、国会の監視下に置くことを規定している。このような仕組みを財政民主主 ...

憲法基本書

憲法13(裁判所・司法権の限界・司法権の帰属 ・司法権の独立・裁判の公開)

裁判所 司法権 76条1項は、司法権が最高裁判所及び下級裁判所に帰属すると規定している。 司法権とは、法を適用し、宣言することで具体的な争訟を裁定する国家の作用である。 法律上の争訟 司法権は裁判所の ...

憲法基本書

憲法12(議院の権能・国会議員の特権 ・内閣・衆議院の解散)

議院の権能 議院の自律権 国会は衆議院及び参議院で構成され(42条)、この議院は各々自律権を有している。議院の自律権とは、議院が他の国家機関から干渉されることなく、審議・議決をする権限をいう。 議院の ...

刑法

虚偽告訴罪

条文 (虚偽告訴等)第百七十二条 人に刑事又は懲戒の処分を受けさせる目的で、虚偽の告訴、告発その他の申告をした者は、三月以上十年以下の懲役に処する。 概要 犯罪被害にあった場合、被害者は警察に相談し、 ...







民事訴訟法

二段の推定(書証)

証拠力 民事訴訟においては事実認定は原則証拠に基づいて行われる(民訴法247条)。そして、証拠には事実認定をする上で非力なものから強力なものまである。 例えば、AからBに金銭交付があったという事実を立 ...

刑事訴訟法

伝聞法則(伝聞・非伝聞の区別)

伝聞の意義 伝聞証拠 伝聞証拠とは、伝聞書面(刑訴法320条1項前段)と伝聞供述(刑訴法320条1項後段)を指す。 そして、伝聞書面とは、公判期日における供述に代えて提出される供述書面である。例えば、 ...


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